三法とは「売り・買い・休み」を意味しています。酒田五法では、休みも重要であることが述べられています。下げ三法とは、大陰線にはらまれる形で陽線が3本出て、翌日に安値寄りした陰線が出現した状態のチャートのことです。下落相場において、大陰線が出て、いよいよ売り切れかと思わせるように、翌日からは陽線が3本連続します。しかし、3本の陽線でも直前の大陰線を抜くことができず、はらんで終わるようであれば、まだ底入れの段階には達していないと考えられます。3本の陽線の後に、安寄りで陰線となるようなら今後も下降相場が続くと考えるのが一般的です。逆のパターンは上昇トレンドで現れる上げ三法で、買いサインとなります。
引用:株ちゃお
下げ三法とは上げ三法の逆の型のことで、下落相場途中において、前日の陰線の値幅の範囲内で三本の陽線が入り込む型の事す。支持線を下抜ければ弱い線と読み解けますが、その線が出るまでは、休んだほうがよいという本間宗久の教えです。下抜けば、その後も継続して下げの相場が続くことになります。
陽線でも陰線でも大きな値幅を出した日が基準になる場合が多いです。その日の型が問題となるのではなく、大きな値幅の「始値」と、「終値」(あるいは、「高値」と「安値」)が問題であり、その「始値」「終値」、「高値」「安値」をどちらに抜けるのかが大事になります。
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